英語のMicrosoft Teams BlogでTeamsの8月の新機能についての記事が2019年8月30日に公開されましたので、要点をまとめます。
チャットとコラボレーションの新機能
フォーカス時間
OutlookのMyAnalyticsアドインからフォーカス時間を設定し、その時間が来ると、Teamsのプレゼンスも連携して「フォーカス」になります。「応答不可」と同じ扱いです。詳しくは以下の記事をご参照ください。
電話と会議の新機能
Microsoft Teams Roomsとホワイトボードの連携
Microsoft Teams Roomsで物理的なホワイトボードを共有しやすくなります。
カメラがホワイトボードを認識し、ホワイトボードの前に人が立ったとしても人が透過されて、ホワイトボードの文字が見えるようになります。もしかしたら会議室で直接ホワイトボードを見るよりも見やすいかもしれませんね。
Meeting First
Skype for Business Serverを使用しているお客様向けのTeamsへの移行の1ステップです。会議のみをTeamsで実施することができます。
音声共有
システムオーディオを共有することができるようになりました。YouTubeの動画とかをTeamsで共有する時に便利ですね。
手順は以下のページです。
ソフトバンクのUniTalkがリリース
日本マイクロソフトからは6月に以下のニュースで公開されていましたが、リリースは8月1日からでした。
GCC関連のアップデート
GCCは米国政府向けなので省略。ちなみにGCCはGovernment Community Cloudの略です。
開発者向けの新機能
モバイル版Teamsの個人アプリ
開発者向けプレビューのモバイル版Teamsで個人アプリ(デスクトップ版でのチャット画面のタブでのアプリ追加)を使用できるようになりました。一般ユーザー向けには2019年の第4四半期のリリース予定です。
Teams for Educationの新機能
割り当てタブの強化
教師が生徒に課題を与え、生徒が期日までに提出するという流れをTeams上で管理しやすくなったようです。
まとめ
8月も生産性を向上させるためのTeamsの機能追加が数多く行われました。
この英語ブログの記事にはありませんでしたが、予定表機能のアップデートやSkype for Businessとの画面共有機能の追加等もありました。
今後もどんどん機能は追加されていきますので楽しみですね。