メッセージセンターで通知された「今すぐ会議」の機能について解説いたします。
「今すぐ会議」は仮称です。英語ではMeet Nowで、Skype for Businessでは「今すぐ会議」だったのでおそらく同名になるのではないかと推測します。
メッセージセンター MC189276
2019年8月31日にメッセージセンターで「今すぐ会議」の機能追加の通知がありました。
以下はメッセージセンターのMC189276の内容です。
Microsoft Teams – Meet Now is a new Office 365 feature that we will begin rolling out in mid-September.
- Office 365 subscriptions in GCC will see this change in mid-October.
This message is associated with Microsoft 365 Roadmap ID 54028
How does this affect me?
Microsoft Teams users will be able to start an ad hoc private meeting from the Calendar tab in the desktop and browser Teams clients. The feature is not currently available in the mobile client. With this feature, users can initiate a Teams meeting without going through the scheduling process.
The feature is enabled by default.
Once a user clicks on “Meet Now,” Teams will launch a new meeting where the user can add/drag in attendees. Attendees can be inside or outside the organization.
We will begin rolling out this feature in mid-September. GCC customers will see this feature in mid-October. The rollout will be complete worldwide by the end of November.
What should I do to prepare for this change?
If you want to disable this feature for a user or a set of users, please change “AllowPrivateMeetNow” in TeamsMeetingPolicy from “True” to “False”.
「今すぐ会議」の機能の要点
メッセージセンターに記載されている内容の要点をまとめました。
疑問点は参加者追加の方法ですね。社内ユーザーであればグループチャットに追加するのと同様の形式だと推測できますが、外部ユーザーの場合はどのようなプロセスになるのかが気になります。
「ユーザーの追加」ボックスからメールアドレスを入れる形式だと、自動的にメールが送信されて参加用のURLが記載されている形式でしょうか。どんなメールになるのか不安です・・・。
会議用のURLを取得する形式だと嬉しいですね。コピー&ペーストして、メールに手動で貼る流れです。
稀なケースですが、Exchange Onlineのライセンスを付与していないと、Teams会議のURLを生成できないという制約があります。「今すぐ会議」でURLを取得できるようになればこの課題が解決するかもしれません。
ロードマップ上の情報
メッセージセンターからリンクされているロードマップの情報は以下になります。
カレンダーもスケジューリングもいらないと書かれていますので、Exchange Onlineのライセンスを付与していなくてもURLを生成できる可能性が高そうですね。
まとめ
「今すぐ会議」がなくてもやろうと思えば、Outlookで適当な時間でアイテムを新規作成し、Teams会議を設定すれば、保存をしなくてもTeams会議を開始することはできます。
そのような面倒なことをしなくても簡単にTeams会議ができるようなるのは嬉しいですね。
ユーザー操作がどうなるのか気になる点がありますので、機能が実装されたら検証して記事をアップデートいたします。