英語のMicrosoft Teams BlogでTeamsの4月の新機能についての記事が2020年4月30日に公開されましたので、主な機能を紹介します。
管理者
新しい会議ダッシュボード
Teams会議の使用状況、ユーザーフィードバック、ネットワークの状態、会議の詳細、デバイス等の情報をダッシュボード形式で確認できるようになります。
ローカルメディア最適化
電話連携のダイレクトルーティングにおいて企業ネットワーク内でメディアストリームをローカルに保つことができるようになりました。
Teamsでのプロフィール画像の設定の制御
ユーザーによるプロフィール画像の変更を禁止することができるようになりました。
Teamsアプリの使用状況のインサイト(まもなく提供予定)
新しいアプリの分析とレポートにより管理者はTeamsアプリの使用状況に関するインサイトを得ることができるようになります。
一括ポリシー割り当て
PowerShellで一括でポリシーを設定できるようになります。
新しい会議制御
デフォルトのロビー設定
外部ユーザーがロビーで待機するかどうかのデフォルト値を設定できるようになりました。
PSTN参加者のロビー設定
電話でTeams会議に参加する場合にロビーで待機するかどうかを設定できるようになりました。
会議と通話
Teams会議での同時ビデオ数の増加(展開中)
ビデオ表示の数が4から9に増やします。展開が開始され始めましたが、段階的な公開のため数週間遅れる可能性があります。
挙手(来週初め予定)
挙手アイコンをクリックすることで出席者が発言したいということに気付きやすくなります。
背景効果
ビデオの背景をぼかすだけでなく、全く異なる画像に差し替えることができるようになりました。
それに加え任意の画像を追加できるようになります。(5月中旬予定)
iOSの背景ぼかし
iOSでも背景ぼかしの機能を使うことができるようになりました。
iOSとAndroidのライブキャプション
iOSとAndroidで英語の字幕表示ができるようになりました。
ライブイベントの制限の引き上げ
従来は1万人まででしたが、2万人に引き上げられます。
また、同時実行数は50に、継続時間は16時間になります。
ライブイベントのシステムオーディオ
ライブイベントでシステムオーディオを共有できるようになりました。
会議の終了
Teams会議の開催者が全ての参加者の会議を終了できるようになりました。
1対1の通話のレコーディング
1対1の通話でもレコーディングできるようになりました。
チャットとコラボレーション
Yammerアプリ
Teams用のYammerアプリが利用できるようになりました。
称賛のバッジ追加
勇気、楽観主義、包括的の3種類のバッジが称賛機能に追加されました。
チャネルのクロスポスト編集
クロスポストした投稿を編集できるようになりました。
おわりに
その他に開発者向け、教育機関向け、GCC(米国政府機関向けプラン)向けの新機能がありましたが省略いたします。