英語のMicrosoft Teams BlogでTeamsの7月の新機能についての記事が2020年7月31日に公開されましたので、主な機能を紹介します。
会議、通話、デバイス
新しいマルチウィンドウ会議と通話エクスペリエンス
新しいマルチウィンドウ会議と通話エクスペリエンスの展開が始まりました。
これはTogetherモードと7×7のギャラリービューの基盤にもなります。
新しいロビー設定「自分のみ」
新しいロビー設定が追加され、主催者のみが直接会議に参加でき、他の全員がロビーに送られる選択肢が用意されました。
Microsoft Teams Roomsアプリのバージョンアップ
挙手機能等に対応しました。
ダイレクトゲスト参加
Microsoft Teams RoomsデバイスがCisco Webex会議に参加できるようになりました。
Teams管理センターの強化されたデバイス管理機能
Microsoft Teams RoomsデバイスをコラボレーションバーやIP電話と同じ場所で管理できるようになりました。
Microsoft Teams Roomsのための新しいライセンス
Microsoft Teams Rooms StandardとMicrosoft Teams Rooms Premiumというライセンスが提供されます。
Microsoft Teams Rooms Standardは従来のMeeting Roomライセンスと同様です。
Microsoft Teams Rooms Premiumは管理や監視をマイクロソフトに任せることができますが、日本では提供されません。
チャットとコラボレーション
コンテキスト検索
Ctrl+Fで特定のチャネルやチャットで検索できるようになりました。
新しいファイル共有
チーム内のファイルを共有する時に、チームメンバー以外の組織内の人にアクセス権を提供する共有リンクを作成できるようになります。
TeamsモバイルアプリのYammerコミュニティへの接続性
デスクトップクライアントでTeamsのコミュニティアプリがインストールされているとモバイルでもコミュニティアプリが表示されます。
チャネル情報ペイン
チャネルヘッダーのチャネル情報アイコンをクリックするとシステムメッセージやそのチャネルの概要情報が表示されます。
一般チャネルからのシステムメッセージのフィルター処理
一般チャネルに表示されていたシステムメッセージを表示しないようにし、チャネル情報ペインに表示されるようになりました。
おわりに
その他にIT管理者向け、開発者向け、Firstline Worker向け、教育機関向け、GCC(米国政府機関向けプラン)向けの機能等がありました。