【新機能】TeamsとSkype for Businessの間の画面共有

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メッセージセンターで通知されたTeamsとSkype for Businessの間の画面共有について解説いたします。

メッセージセンター MC187824

2019年8月13日にメッセージセンターでTeamsとSkype for Businessの間の画面共有ができるようになるという通知がありました。

以下はメッセージセンターのMC187824の内容です。

We’ll soon be rolling out screen sharing in Teams/Skype for Business as a new Office 365 interoperability feature.

This message is associated with Microsoft 365 Roadmap ID 53934.

We will be rolling out to GCC customers soon.

How does this affect me?

With this change, your Teams Only users will be able to share their desktops with users in chats or calls with Skype for Business users. This feature expands how the two applications coexist and interoperate.

In addition, Teams Only users will be able to share their desktops in chats or calls with external partners. This feature facilitates creating a Teams meeting invitation for the external party.

We’ll be rolling this out to customers in mid-August. The rollout will be complete by the end of August.

What do I need to do to prepare for this change?

There is nothing you need to do to prepare for this change, but you may consider updating your user training and notifying your helpdesk.

TeamsとSkype for Businessの間の画面共有の要点

メッセージセンターに記載されている内容の要点をまとめました。

  • TeamsとSkype for Businessの間の画面共有ができるようになる。
  • Skype for BusinessからTeamsへの移行途中の運用がより便利になる。
  • Teamsのみのモードになっているユーザーは外部ユーザーとのチャット・通話時に画面共有できるようになる。
  • 外部ユーザーとのTeams会議を容易に開催できる。
  • 8月中旬から展開を開始し、8月末までに展開完了予定。

今までTeamsとSkype for Businessで共存している時にTeamsとSkype for Businessの間では画面共有ができませんでした。それができるようになるということになります。

3点目が分かりにくいと思いますので詳しく解説します。組織間のフェデレーションはSkype for Businessの仕組みを使っているため、Teamsのみになっていた場合でもSkype for Business経由になるため今までは画面共有ができませんでした。これがTeamsとSkype for Businessの間の画面共有ができるようになることにより、組織間のフェデレーション時の画面共有の問題も一緒に解決するということになります。

4点目は相手の会社がSkype for Businessしか使っていなくてもSkype for Businessでそのまま参加できるからということでしょうか。とはいえチャット・通話からしか画面共有できないのであれば、あまり会議という形ではないと思います。Teams会議へのリンクをクリックした際にSkype for Businessから参加できるのであればかなり便利になりますがそうはならないようですので。

ロードマップ上の情報

メッセージセンターからリンクされているロードマップの情報は以下になります。

こちらでは既にRolling out、即ち展開中というステータスになっています。リリースは2019年9月になっています。メッセージセンターでは8月末までに展開完了予定となっていますので、ズレがありますがあまり気にしないでおきましょう。クラウドのスケジュールなんて細かく気にしても仕方ありません。

まとめ

以下のページでご紹介したようにSkype for Business Onlineのサービス終了も2021年7月末と決まっていますので、Teamsへの移行を本格化する企業も多いかと思います。

移行を進める中で課題になるのがTeamsとSkype for Businessの共存ですが、今回のアップデートは非常にありがたいですね。

すぐに展開は完了しますので、Teamsへの移行をどんどん進めていきましょう!

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