日本マイクロソフトはなぜ週休3日でも生産性を4割向上できたのか?

雑記
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日本マイクロソフトが8月に実施したワークライフチョイスという週休3日プロジェクトの結果を公開しました。

「週勤 4 日 & 週休 3 日」を柱とする自社実践プロジェクト「ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏」の 効果測定結果を公開 - News Center Japan
日本マイクロソフトでは、働き方改革(ワークスタイル イノベーション)の自社実践プロジェクトとして、本年夏に「週勤 4 日 & 週休 3 日」トライアルを軸とした「ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏」を実施しました。本日、その効果測定の分析結果と、今後の展開を公開しましたのでご紹介します。

大変素晴らしく見える内容ですが、発表内容を分析してみます。

8月の生産性が+39.9%の実態

目を引くのはやはり就業日数が-25.4%なのに、生産性が+39.9%という点です。

しかし、マイクロソフトのビジネスモデルを考えてみてください。

Office 365・Azure・Windows 10・Windows Server・SQL Serverなどが売上のメインの会社です。

これらの製品の売上が単月の活動によって変化するでしょうか?ほとんど影響ないですよね。

極端な話、8月を週休4日や週休5日にしたとしても8月単月の売上は変化しないでしょう。

8月の営業活動の影響というのは数か月後に現れるのです。

そのため、8月の売上を活動結果として出すことはあまり意味がありません。

生産性向上の本当の要因

従業員数の変化は以下です。昨年の情報はWikiから。今年の情報は日本マイクロソフトのHPからです。

2,166名(2018年7月1日現在)

2,280名(2019年7月1日現在)

+5.3%の増加です。8月の数字は不明ですが、大きくは変わらないでしょう。

従業員数の変化が分かったことにより、売上の向上率も推定可能です。

x/1.053=1.399

x=1.399*1.053=1.473

日本マイクロソフトの8月単月の売上向上率は+47.3%です。

大変素晴らしい売上向上ですが、これは8月の営業活動の結果ではありません。

繰り返しますが、8月の売上は過去数か月の営業活動の結果として計上されるものです。

即ち、8月に生産性が向上したように見えたのは、過去数か月の営業活動を効率良く行ったからです!

ワークライフチョイスのプロジェクト自体は素晴らしい

一方、プロジェクトの実践内容自体は非常に素晴らしいです。

Teamsをフル活用し、冗長になりがちな会議を30分で短くまとめるというのは生産性が大きく向上します。

日本人はそもそも会議が多すぎる&長すぎるのです。大人数で集まって全員の時間を無駄に拘束します。

それをやめてTeamsでチャットして片付ければ生産性はかなり上がりますね。

Teamsを全社員に定着させればあなたの会社でも日本マイクロソフトと同じことができます。

定着させるための施策は以下の記事でまとめていますので実践してみましょう。

おわりに

8月の生産性が向上した要因は過去の営業活動の結果ではありますが、過去の営業活動の生産性が向上しているのは間違いありません。

生産性向上の一因にTeamsがあることも間違いありません。

どんどんTeamsを活用して生産性を向上させましょう!

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