今後実装予定の新機能のプライベートチャネルについて解説いたします。
（アップデート：既に実装されました。以下の記事でプライベートチャネルの使い方・注意点・活用シナリオを解説しています。）
メッセージセンター MC187154
2019年8月2日にメッセージセンターで新機能のプライベートチャネルについての情報がありました。
以下はメッセージセンターのMC187154の内容です。
Teams – Private Channels is a new Office 365 feature that we’ll begin rolling out soon.
This message is associated with Office 365 Roadmap ID 50588.
This update does not apply to Office 365 subscriptions in GCC
How does this affect me?
Private channels allow organizations a space for focused, secure collaboration among a subset of a team.
A lock icon indicates a private channel.
- Team owners can see all private channels in a team.
- Team members can only see those private channels that they have been added to.
We’ll be gradually rolling this out to customers in early September 2019. The roll out will be completed worldwide by the end of September.
What do I need to do to prepare for this change?
You don’t need to do anything, but you may consider updating your user training, updating any user level policy around Private Channel creation, and notifying your help desk. Please click Additional Information to learn more.
プライベートチャネルの要点
メッセージセンターに記載されている内容の要点をまとめました。
現在はあるチャネルで投稿すると必ずチーム全員が見れる状態になります。一部のメンバー以外には秘密にしてやり取りしたい場合は、グループチャットを行ったり、別のチームを作成する必要がありました。
このプライベートチャネル機能が実装されるとそのような面倒な事は必要なくなります。
ただし、所有者は全てのプライベートチャネルを見れますので、注意が必要ですね。一部のメンバーでやり取りしているつもりが想定外の所有者に筒抜けだったという事になりかねません。
あまり所有者は多く設定しない方が良いかもしれませんね。たまにほぼ全員所有者みたいなチームを見かけますが、プライベートチャネルの意味がなくなりますね。
プライベートチャネルのポリシーの設定
プライベートチャネル機能は未実装ですが、ポリシーでは既に設定できるようになっています。
Microsoft Teams管理センターから「チーム」「チームポリシー」をクリックし、一覧にあるポリシーをクリックします。何も変更していなければ「グローバル」という名前のポリシーがあります。
以下のような画面が出てきますので、ここでプライベートチャネルの作成の許可・禁止を設定できるようになっています。
デフォルトでは作成できるようになっていますので、特に問題なければ変更する必要はありません。
まとめ
プライベートチャネルが実装されればより便利になりますので楽しみですね！
どうやってプライベートチャネルを作成するのか、どうやってプライベートチャネルのメンバーを管理するのか、所有者からはどう見えるのか、他のチャネルからプライベートチャネルにメンションできるのか、という点が不明ですが、11月に実装されて機能が使えるようになったら検証してみたいと思います。
